転校生はダンディじゃんよ

 

 

はい、スペース☆ダンディ第17話「転校生はダンディじゃんよ」の話をします。

 

スペダンは分割2クールなんですけど、わたくしなにを隠そう実は1クールめはどこかの時点でカロリーを消費できなくなってたのですが、2クール目のこのお話でめちゃくちゃハマりました!

 

え、ダンディってこんなにアニメとしておもしろかったんだ!ってそこで気づくという……

各話完結だったのであとまわしにしてたら録画がたまってしまってたんだけど、消してなくてよかったー!みたいな

 

そのくらいこの話でエネルギーをもらったね!

 

なんといっても作画がつよい!ミュージカルなのでダンスがあるのですが、手書きでぬるぬる動く!

ダンスシーンにCGを使うのも最近はめずらしくないけど、当時はたしか出始めたくらいだったのかな?質感に慣れず、アイマスアニメのダンスは手書きでほんとすごかったんだなぁ、なんて懐かしんでいたくらいのタイミングだったので衝撃を受けた覚えがあります。

ほんとうにすごい、美女はきれいに動くし宇宙人ぽい宇宙人はえんぴつ作画っぽくぬるんぬるんびよーんと伸びたりの遊びが入りながらで見ていてとても楽しくて。

 

わたしが作画を見るのが好きなのってほかには戦闘シーンもあるけど、ダンスシーンって戦闘シーンとちがってカメラをそこまで大きくは動かしにくいと思うので、そのぶん振りで枚数を重ねてると思うんだよね。ほんとにすごい。プロムで踊るダンディのスーツのしわがめちゃくちゃ好き。

 

 

ストーリーもカースト下位が上位に下克上!というだけでなく最終的に「All is all!」に着地するのがほんとうに気持ちよかったなぁ。大円団、すき。

 

 

 

 

スペース☆ダンディでは他にも「宇宙レースはデンジャラスじゃんよ」がギャグ的に楽しくて「明日はきっとトゥモローじゃんよ」がちょっとノスタルジーで好きで「悲しみのない世界じゃんよ」が世界観がいちばんへんてこで物悲しくて不思議で好きで「恋人たちはトレンディじゃんよ」がトレンディで楽しくてちょっと切なくて好きです

 

でもほんとうにどのお話もわりとちゃんと思い出せるくらいおもしろいからすごい作品だなあと思う。

 

なんというか、アニメ見てて楽しいのって「あー、これきっとスタッフさんたちも楽しんでそうだな!」みたいな熱を感じるときなんだよね。だから作画が良いとか演出にクセがあるとか、そういうのが好きで、スペース☆ダンディは各話ごとに脚本や演出が変わるからガラッと世界観が変わることが許されてて、むしろそうしてほしいっていうかんじだよね、だから、かなり遊べてたのではないかな〜と思うんですよね。そしてそれを視聴者として見れるのがとっても嬉しくて楽しいんですよ。

 

 

たまになにかしらひとつずつ見れるみたいな見返し方ができるのもわたし的につよいし、ちょーありがてえ〜

 

オタク全員に見てほしいって思うわけです